電話が繋がらない、不具合かな ?

電話不具合の90%が ルーターの交換、再起動です

  • Computer network diagram.電話不通の問い合わせは、ルーターに絡んだネットワーク環境の変化により発生することが約90%と多くあります。
    ルーターの設定変更及び再起動した場合は、IP電話機、電話アダプタも必ず再起動してください。
  • 不具合かなと思ったら、以下をご参照ください。解決しない場合は、詳しい状況(1.利用ネットワーク回線、2.ルーター型番、3.DHCP ON/OFF、4.ご利用機種、5.不具合状況)をお問合せからご連絡下さい。
check1ブロードバンドルーター再起動、交換したら
よくある症状:IPビジネスフォンがネットワーク接続エラーになって、通話ができない。
対処 ブロードバンドルーターを交換、再起動した場合はルーターが安定(5分以上)してから、
IPビジネスフォン及び電話アダプタも再起動してください。
checkインターネットは、光回線?ADSL?無線?
よくある症状:IPビジネスフォンがネットワーク接続エラーになったり、通話の声が聞こえない、声が途切れるなど
対処 1. 音声品質及び安定接続の為にFTTH、光ネットワークをご利用ください。
2. ADSLの場合、音声にノイズがのるまたは途切れる、音声が遅れることがあります。
3. eMobile,WiMAXのモバイルルーター場合、FAX通信でエラーとなることが多く、FAXはご利用いただけません。
音声通話は可能ですが、音声品質も悪化することがありますので、モバイルルーターでの利用はお勧めできません。
特に室内での電話利用はほぼできません
4. LTEモバイルルーターについて、WiMAX及びPHSのモバイルルーターよりは、室内でも電波が通りやすくなりますので利用可能ですが、電波状況のいい場所でご利用ください。電波状況が悪い場合は、FAX通信ができないだけでなく、音声通話も難しくなります。
checkブロードバンドルータの機種により設定が必要です
よくある症状:IPビジネスフォンがネットワーク接続エラーになって、通話ができない。
対処 1. NEC Aterm WD701CV、YAMAHA NVR-500など、IP電話対応ルーターをご利用の場合はIP電話機能(SIP)をOFFにしてください。
2. PR-200,PR-300,PR-400などをご利用の場合、ネットワーク構成を変更する必要がある場合があります。以下参照ください。
⇒NTTひかり電話ご利用時の注意はこちら
checkDHCP ON になっていますか?
よくある症状:IPビジネスフォンがネットワーク接続エラーになって、通話ができない。
対処 1.ルーターの「DHCP サーバー」が稼働(ON)している必要がございます。
2.IPビジネスフォン、電話アダプタは通常、DHCPクライアントとなっており、IPアドレスを取得するようになっています。
3.DHCP OFFにて、スタティックIPアドレスでの利用も可能です。
設定については、お客様責任にてユーザーマニュアルをご参照の上変更してください。または弊社にて有償設定サポートも承っております。
checkNTTひかり電話 併用時には注意が必要です
よくある症状:IPビジネスフォンがネットワークエラー(DHCPエラー)になり使えない。
対処 1. ⇒NTTひかり電話利用時の注意
2. ルーター機能はIP電話側の1台だけにして、NTTのルーターはブリッジモードに切り替えて頂くことを推奨しますが、必須ではございません。
checkiPhone でWiFi 利用時に不安定?
よくある症状:WiFi接続時に通話が不安定になる。特定のiPhoneだけがレジストできない、または通話が不安定になる。相手に声が届いていない。
対処 1.iPhoneのネットワークをリセットしてください。こちら
2.ローカルエリアネットワークの状態を確認してください。
checkファイヤーオール(firewall)の設定
よくある症状:IPビジネスフォンがネットワーク接続エラーになる。ダイヤルはできるが声が聞こえない。
対処 1.Port番号 5060から5100はSIP用に使いますので、このPort及びSIPプロトコルをBlockしないように、ルーターまたはFire wallの設定をしてください。
2.UDP,RTPを使っています。各々両方向で通信できるようになっていることをご確認ください。
RTPは、空きPortを使用します。
checkQoS利用を推奨します
よくある症状:音声が遅れる、途切れる、相手の声は聞こえるが、相手にこちらの声が聞こえていない。
対処 ルーター及びスイッチはQoS対応製品を推奨いたします。
音声通話がより安定します。特にLANに接続されているPC及び機器が多い場合は音声通信を安定化させるためにQoS対応のスイッチングHUBをご利用下さい。
checkIPビジネスフォンと PCのネットワーク分離を推奨いたします
よくある症状:音声が遅れる、途切れる、相手の声は聞こえるが、相手にこちらの声が聞こえていない。
対処 PCのご利用台数が多く、ネットワークの混雑度が高い場合は、IPビジネスフォン及び電話アダプタとPCのネットワークは分離することをお勧めします。
また、IPビジネスフォンが20台以上になる場合は、ネットワーク分離を強くお勧めします。

企業ネットワークにおける、NAT、Firewall対応について

VoIPを使用するための、SIP及びRTPを通過させるための参考資料です。企業のネットワーク管理者用の案内となっております。

外部(Cisco)のWebサイトへ移動します。

https://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/ip/network-address-translation-nat/211269-NAT-in-VoIP.html?dtid=osscdc000283